Salesforce導入後に抱える課題と解決に向けたポイントをご紹介! 2022年12月23日
こんにちは!atsumelのりーりーです!
今回は、せっかくSalesforceを導入したのに利用されないまま放置されている…とお悩みの方へ
Salesforce利用を定着させるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。
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1.Salesforceを導入することがゴールになっていませんか…?
皆さん、社内で抱えている様々な課題を改善すべくSalesforceをご導入されたと思います。
ですが、導入したから全ての課題が改善されるかというとそうではありません。
Salesforceを導入して、定着して、営業活動への活用や業務改善に繋がって初めて改善したなと感じてくることでしょう。
とすると、導入して次に目指すべきところは『定着』ですよね。
私たちは、"Salesforceに登録されたデータをもとに組織内でコミュニケーションが行われている状態"を『定着』と定義しています。
この状態をつくりあげるためには、まずデータが正しく入力・更新されていることが必要ですが
「うちの営業は全然データを入力しない」
「Salesforceを導入したのに、活動内容や案件の進捗は毎回営業に確認している」
そんな風に感じていらっしゃる担当者もいらっしゃるのではないでしょうか?
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2.ユーザがデータを入力しない2つの理由
データを入力が促進しないのは様々な要因が考えられます。
皆さんが抱えるそれぞれの要因に応じて解決していくことが大切ですが、
ここでは2つの要因をピックアップしてみます。
①入力する目的やメリットが分からない
入力することで何が成し遂げられるのか、どのような成果が得られるのかといった意義や目的がないと
ユーザは「やらされている」と感じてしまいます。
また、入力されたデータが活用されず営業活動に何の効果も及ぼさない場合も同様です。
②使いづらく、入力が負担
画面が見づらい、入力項目が多すぎるといった状況だと入力に時間がかかってしまいます。
特に営業担当は日常的に使用するため、営業活動の足を引っ張っていると感じてしまうと
アレルギーが生じ、次第に入力をしなくなってしまいます。
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3.入力を促進させるためのポイントとは
では、これらの要因を解決していくために何が必要なのでしょうか。
私たちの考えるポイントは以下の4つです。
①推進チーム
②運用ルール
③コミュニケーションルール
④定着度合いを測る指標
①推進チーム
Salesforce導入という社内の新たな改革に対し、全員が共通のゴールを目指し推進するために編成されたチームを指します。
社内に1人は担当者がいるケースが大半かと思いますが、チーム制をとることで各部署と連携をし
会社として「Salesforce活用を促進させよう!」と大きなエネルギーを生み出すことができます。
②運用ルール
日々の業務においてSalesforceへ「誰が」「いつ」「何を確認/入力するのか」を定めたものです。
ただ闇雲に入力してほしいことを伝えるより、ルールが決まっているとユーザも入力する必要性を感じやすくなるのはないでしょうか。
③コミュニケーションルール
運用ルールに基づき登録された情報に対して「誰が」「いつ」「どの指標を見てコミュニケーションをするのか」を定めたものです。
入力状況を管理する立場のユーザが、的確で論理的なアドバイスや指示ができるようになっていきます。
④定着度合いを測る指標
肌感覚ではなく、定着状況を可視化するために定められた指標です。
目に見える形で入力状況を可視化することでより精度の高い定着状態をつくっていけます。
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4.まとめ
これらのポイントを押さえてSalesforceを利用すると『定着』に近づいていくことができます。
まだ決まっていないことがあるという皆さんは、一度社内で検討してみると良いかもしれません。
ただし、ポイントを決めたからじゃあ定着してきた!とはなりません。導入時と同様です。
そして、運用していく中で新たな課題や疑問が浮上してくると思います。
そのような皆さんのお悩みを解決するため、私たちatsumelもサポートしております。
具体的なルールの決め方や運用のポイントをお伝えいたしますので、
気になる方はぜひお問合せ下さい。
また、皆さんが抱えていらっしゃる課題を乗り越えSalesforceを活用していただいている会社の
事例も掲載しております。こちらもご参考ください。
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