結合レポートとは・・・ 2022年04月01日
みなさんこんにちは!atsumelと言ったらこの男あり「スポッチャ」です。
今回は【結合レポート】の機能と注意事項をご説明させていただきます。
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はじめに
Salesforceユーザーであれば、レポートを作成する機会が多いですよね!
そんな時「複数のオブジェクトのデータを1つにまとめてレポートを作成したい」と考えたことはありませんか?
結合レポートを使用すれば複数のオブジェクトを1つのレポートにまとめて
表示させることができます。
複数のオブジェクトで共通する項目でグルーピングしたり、
小計を出したりということが可能になります!
たとえば、取引先に関連する商談と物件情報を
1つのレポートにまとめてみるとどうなるか実際に図でイメージをつけてみましょう!・結合レポート
上の図で取引先名に対し商談と物件の情報がグルーピングされていることがわかりますね!
これが結合レポートです。関連性のあるデータ同士をグループ化することを指します。
簡単に結合レポートのイメージをつけてもらったとこで、
ここからは、結合レポートの機能と注意事項をご紹介します! -
■結合レポートの機能
結合レポートでは1つのレポートタイプを「ブロック」として扱います。
最大 5 つのレポートブロックで構成することができます。
標準またはカスタムのレポートタイプのデータをどちらも使用できます。
ブロックをレポートに追加して、複数のデータビューを作成できます。
各結合レポートには主レポートタイプがあり、
デフォルトでは、レポートに最初に追加したレポートタイプが主タイプになります。たとえば、商談レポートタイプを選択して結合レポートを作成し、
その後で物件レポートタイプを追加した場合、商談タイプが主レポートタイプになります。 -
■結合レポートの集計項目
結合レポートでは、2種類のカスタム集計項目というものを利用できます。
複数のブロックまたは 1 つのみのブロックに適用できる点を除き、
標準レポートの集計項目と同じです。
集計項目をブロックに追加するときに、すべてのブロックに適用するのか、そのブロックのみに適用するのかを指定することができます。
集計項目って何?と思われた方は下記ヘルプを1度ご覧ください。 -
■注意事項
他のレポート形式と違い使用できない機能があるので
以下の機能制限を抑えておきましょう!
・グラフは作成不可
・結合レポートをスケジュールまたはエクスポート不可
・パケット項目は利用不可クロス条件は利用不可
・条件付き強調表示は利用不可
・結合レポートをダッシュボードのデータソースとして利用不可
・結合レポートに基づいて分析スナップショットの利用不可
使用できない機能が多々ありますが、それでも複数のオブジェクトを
1つのレポートにまとめて表示させることができ大変便利な機能なので
標準レポートと使い分けて活用してみましょう! -
■最後に・・・
皆さん「結合レコードタイプ」の機能についてご理解いただけましたでしょうか?
機能は理解できたけど作成方法が知りたいなと思ったそこのあなた!!!
安心してください。。。
次回の記事では、「結合レポートタイプ」の使用方法について
ご説明させていただきます。それでは、次回またお会いしましょう!