Salesforce変更セットのリリース手順|環境の接続・検証から注意点まで解説 2026年05月20日
こんにちは!atsumelの てち☺です!
今回はSandoboxで構築した内容を本番環境へ移行する際に利用する【変更セット】に関してお話します。
まず変更セットを使う場面ですが、フロー等で自動化設定を新しく作成して動作確認をしたい・・・だったり、レイアウトを大幅に変更して営業へ展開する前に責任者に確認してほしい・・・!だったりと、通常業務に影響が出る範囲での構築作業を行う場合はSandboxで行うことが多いかと思います。
Sandboxで構築した後に、いざ本番環境へ反映しよう!となった際にもう一度最初から本番環境で構築する・・・となると気が遠くなる話ですよね・・
その際に1度でSandoboxで構築した内容が本番環境へリリースされるために行うのが今回説明する【変更セット】となります★
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変更セットによるリリース手順の全体像
1【ステップ 1:事前準備】本番環境側で、Sandboxからの「接続」を許可する2【ステップ 2:送信変更セットの作成(Sandbox側)】コンポーネント(設定内容)やプロファイルを選んでアップロード3【ステップ 3:変更セットの「検証」(本番環境側)】リリース前に、エラーが起きないかテスト実行する4【ステップ 4:リリースと有効化(本番環境側)】本番環境へ反映し、フローなどの自動化機能を有効化するそれぞれの具体的な手順は、以下に続きます。
【事前準備】組織間の「接続」許可設定
まず、Sandoboxで構築した内容を本番環境で受け取るための準備が必要になりますので、本番環境の設定画面を開きます。

- 右上のギアマークより[設定] にアクセスし、クイック検索ボックスに「リリース設定」と入力して、[リリース設定] を選択します。
- ソース組織名の隣にある [編集]をクリックします。 これは、送信変更セットの作成に使用される組織です。
- 「変更着信を許可」を選択し、[保存] をクリックして、ソース組織からの受信変更を承認します。
これでSandboxからの構築内容を受け取る準備は整いました◎
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送信変更セットの作成(Sandbox側)
①送信変更セットを作成
2つ目の作業は、本番環境に反映したい内容をSandbox側の送信変更セットに、設定します。まずは修正を反映したSandboxにログインした上で送信変更セットの設定画面を開きましょう。

送信変更セットは以下の手順で操作を行います。
- Sandboxにログインしたら[設定] にアクセスし、クイック検索ボックスに「送信」と入力したら、メニューに表示される[送信変更セット] をクリックします。
- [新規] をクリックし、新しい変更セットを作成します。名前と説明 (任意) を指定して、[保存] をクリックします。
②送信変更セットの作成とコンポーネントの追加
送信変更セットを作成したら、コンポーネントを追加します。ここで追加するコンポーネントとは、Sandboxで修正した内容を反映します。本番環境と差分が発生した修正内容を変更セットに設定します。
コンポーネントの追加は、「変更セットコンポーネント」セクションにある[追加] をクリックします。

「コンポーネント種別」から、移行したい機能(カスタムフィールド、フロー、ページレイアウトなど)を選択し、該当するコンポーネントにチェックを入れて [変更セットに追加] をクリックします。

③連動関係の参照と追加
コンポーネントを追加した後は、[連動関係を参照/追加] をクリックします。先ほどの手順で追加したコンポーネントに依存するコンポーネントが一覧表示されます。 移行する必要があるコンポーネントを選択し、[変更セットに追加] をクリックします。
注意①アクセス権を決める「プロファイル」の追加
新しく作成した項目などを本番環境へ反映したい場合は、[含まれているコンポーネントのプロファイル設定]のところから、項目の参照などに関係のあるプロファイルを選択して追加することを忘れないようにお願いします。つまり、変更セットの「プロファイル」には、影響を受けるユーザーの「プロファイル」全てに必ずチェックを入れなければならないということです。
上記を行わなかった場合、本番環境にて項目へのアクセス権を編集を行う必要が発生するため、すごく地道な作業となってしまいます…😭
②「検索レイアウト」の反映
「検索結果画面の表示項目を変えたのに、本番環境に反映されていない!」という質問をいただきます。 検索レイアウトの変更を本番環境へ移行したい場合は、変更セットのコンポーネント種別で「カスタムオブジェクト」を選択し、そのオブジェクト自体(オブジェクト定義)を変更セットに含める必要があります。標準オブジェクト(商談や取引先など)の検索レイアウトを変更した場合は、コンポーネント種別「検索レイアウト」から該当のオブジェクトを選択して追加してください。項目単体だけを送っても検索レイアウトは移行しないため注意しましょう。
必要なコンポーネント、プロファイルがすべて揃ったら、最後に [アップロード] をクリックし、対象組織(本番環境)を選択して送信します。
画面に「変更セットは正常にアップロードされました。」と表示されれば、Sandbox側での作業は完了です!
最後に、Sandboxから受け取った修正データを本番に反映するために、本番環境で作業を行います。
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受信変更セットの「検証」(本番環境側)
Sandoboxで本番環境へ送信した変更セットを本番環境側で受け取る方法を説明します。本番環境にログインした状態で設定画面を開きます。
受信変更セットを表示するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「受信変更セット」と入力し、[受信変更セット] を選択します。選択したら、Sandboxで送信した変更セットに該当する名前をクリックします。

実際に本番環境へリリースを行う前に[検証] を行うことができます。
[検証]を行うことで本番へリリースした場合に成功をするのかどうか、失敗をするのであれば何が原因で失敗をするのかのメッセージを確認することが出来ます。
大きな変更であったり、心配な場合はリリース前に行うことを推奨します。
問題がなければ[リリース] をクリックして本番反映を行います。
リリースと有効化(本番環境側)
先ほどの手順で本番環境の検証に問題がなければ[リリース] をクリックして本番反映します。!

リリース履歴にて"成功"と表示されていれば、本番環境への反映が完了です!
また、フローなどの自動化設定に関してはリリース後に手動で『有効化』を行う必要があります。フローの有効化手順は関連記事で解説していますので、関連記事「フローのリリースについて」でご確認ください。
また、フローの中にChatterグループIDなどIDの指定を行っている場合はSandboxと本番環境にて異なる可能性があるため有効化後に必ず動作確認を行うことをおススメします!
忘れないように対応してくださいね☺ -
まとめ
いかがでしたでしょうか?
環境を変更している間は数日間ユーザに触らせない…!ということは難しいと思います。
しかし、今回のSandboxからの変更セットを使えばユーザが日々使っている裏側で構築し、一瞬で本番環境へ反映することが出来るすばらしい機能です!
是非上手く活用してみてください★
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