Salesforceの便利機能紹介3選! 2023年09月01日
皆さんこんにちは!そろそろこのネーミングに恥ずかしさを感じてきましたBeautyです!
Salesforceを利用していて、これこうなったら便利なのに…と思ったことはありませんか?
私はあります…それも何回も…
そんなこれあったらいいのに…って機能ですが意外と簡単に設定できたりすることもあるんです!
実際にSalesforceもIdea Exchange(https://ideas.salesforce.com/s/search)というところで、ユーザの要望を募り、年に3回あるSalesforceのリリースのタイミングでその要望が実装されていたりもします!
なので、積極的に声を上げていきましょう!!
それでは今回は意外と知らないSalesforceの便利機能を3つご紹介します!
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1. あの画面で昇順/降順が選択できる…?!
ご紹介のまず1つ目は、Salesforceでよく見るあの画面についてです。
この画面です。
上記の画像を見てもらうとわかるかと思いますが、問合せ日順で整列している訳でもなく、順不同に表記がされていますね。
レコードが3つだけであればまあ許せるかと思いますが、これが10個も20個もある時に並び順が適当だと探したいレコードがすぐ探し出せずにストレスになりますよね。
そんなプチストレス…解消できるんです!
設定についてはとっても簡単!(システム管理者でないとこの設定はできないので、読者がシステム管理者でない場合は、このブログ記事をシステム管理者に展開してください☆)
①「設定」→「オブジェクトマネージャー」→ 対象のオブジェクト名を入力
※この時、関連リストに表示されているオブジェクト名を入力するのではなく、関連リストが表示されているオブジェクトを選択してください!
※今回は『リード』オブジェクトにある『反響情報』の関連リストの並び順を変更したいので、リードオブジェクトで編集します。
②対象のページレイアウトをクリックします。
※今回は「購入」のページレイアウトを編集したいので、「購入」をクリック
③少し下の方へとスクロールをし、『関連リスト』セクション内にある、今回変更をかけたい関連リスト名横の「ペンチマーク」をクリック
※今回は「反響情報」を変更したいので、こちらをクリック
④下記赤枠内で、どの項目を基に昇順/降順をかけるかを選択できますので、ここで指定します。
※今回は「問合せ日」で指定をします。
⑥あとは「昇順」か「降順」かを選択し「OK」をクリック
※注意点として、ここで設定した内容は他のページレイアウトでも適応されてしまいます。
例えば、売却のページレイアウト上では作成日順に並べたいなどの設定はできませんので、ご留意ください。
最後に設定後の画面を見てみましょう!
無事「問合せ日」順に並んでいます!以上で設定は完了になります!
とっても簡単にできるので試してみてください!
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2. 多要素認証(Salesforce Authenticator)で自動検知設定が可能?!
Salesforce Authenticatorを利用してログインをしているユーザ様に朗報です。
ログインをする際、いちいち携帯を開いて承認するのが手間に感じていませんか?
今回ご紹介する2つ目の機能は、会社や自宅など、ログインをする場所を信頼できる場所として登録をしておくことで、Salesforce Authenticatorを起動しなくても自動でログインできるようになります!
モバイルアプリ側で簡単に設定ができるので是非試してみてください!
(こちらの設定は場所に基づいて設定ができます。ログインをする場所が毎回異なると設定はできませんのでご留意ください)
①モバイルアプリを開き、「歯車マーク」をクリック
②「自動化設定」をクリック
③「位置情報サービス」については「オン」に設定をしておきます。
※私がiPhoneユーザなので、iOSのみのキャプチャ説明になってしまいますが、iPhoneユーザはiphoneの設定画面から位置情報は「常に」にしておかないとうまく検出されないようですのでご注意ください…!
※Androidユーザの場合は下記の設定をしておく必要がありそうです。
- 位置情報の権限: 常に許可し、正確な位置情報を使用
- バックグラウンドデータ: オン
- バッテリーセーバーモード: [Authenticator] を選択して、このアプリケーションがバックグラウンドでも動作できるようにします。
④これで設定は完了です!
こちらの設定完了後の初回ログイン時にこの画面が表示されます。
下記の赤枠内をオンにしておくと自動検知が今後されるようになります!
初回ログイン以降は、同じ場所でログインをすると、自動で多要素認証が承認されます。
Authenticatorへも通知はきますが、アプリを起動すると下記のような画面になります!
※ログインが自動で承認されるのには数秒程度、時間がかかったのでここは気長に待ってあげてください
もし、この自動検知の場所を削除したい場合は、ログイン時にAuthenticatorを開き、「信頼できる要求を確認」をクリック
その後、「信頼できる要求を削除」を押下して、自動検知場所の解除を行ってください!
この設定については1か所だけでなく複数個所で設定ができるようなので、自宅と会社など良くログインする場所で設定をしておくことをお勧めします!
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3. 紐づくレコードの自動削除ができる?!
顧客のデータを削除する際に、紐づく反響履歴のデータは残ったままとなり、実績の件数がずれてしまう…
反響履歴のデータまで消すのが手間である…はたまたそんなことを考えずにデータを削除していた…
なんて方はいませんか?
これ結構盲点なのですが、参照関係と呼ばれる形でオブジェクト同士が紐づいている場合、片方のレコードを削除しても、片方のレコードは残ったままになってしまいます。
イメージとしては…下記の画面で「アツメル太郎」さんに対して「反響情報」が3件紐づいています。
この「アツメル 太郎」のレコードを削除します。
すると…
上記のように「リード」が空白の状態の宙ぶらりんなレコードとして残ってしまいました…
このまま残しておくとなんの反響情報かわからないのでこれは削除する必要がありますよね…
ただ、毎回両方削除するのは非効率ですし、消し忘れというヒューマンエラーが発生するリスクも高いです。
実は、これ自動で削除をすること可能です!
設定については「フロー」という自動化設定を細かく組む必要があるので、割愛をさせていただきますが、
この設定をすると、片方のレコードを削除すると、紐づくもう片方も自動で削除されるのでとっても便利です!
貴社の環境で設定をしたい…!という方は、是非atsumelまでお問い合わせください!
<お問い合わせはコチラ>
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最後に…
皆さんいかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した3選は意外と知ってるようで知らない便利な機能だったのではないでしょうか…?
個人的にイチオシは3つ目に紹介した削除フローです。テストレコードを新規で作成して動作を確認する際、動作確認後は作成したレコードを削除するのですが、都度削除をするのを忘れてしまいがちです…
またどこ消さなきゃいけないっけ…?と探すのも案外手間なものです…
日々の業務の中で、ちょっとずつ感じるプチストレスを1つずつ解消し、最強のSalesforceマスターを一緒に目指していきましょう!
それでは、See you next time :)