Salesforce画面のカスタマイズ方法~Lightningアプリケーションビルダー~ 2024年05月13日
こんにちは!
atsumelのまるこです。
今回は「Lightningアプリケーションビルダー」についてご紹介します。
Lightningアプリケーションビルダーを使用することで、Salesforceの画面を簡単にカスタマイズすることができます。
例えば、普段Salesforceを使用している中で、レコードページ画面をもっと見やすくしたいと思ったり、ホームページ画面に追加したいものが出できた、とういうことはありませんか?
そんな思いをお持ちの方は必見です!
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1.Lightning アプリケーションビルダーとは
Lightning アプリケーションビルダーとは、下記3種類のLightning Experienceページを簡単にカスタマイズできるツールです。
①ホームページ
→ホームタブのページ
②レコードページ
→標準オブジェクトページ、カスタムオブジェクトページ
③アプリケーションページ
→アプリケーションホームページ、モバイルページ主にドラッグ&ドロップだけでページをカスタマイズできるため、直感的に操作ができ、非常に便利です。
Lightning アプリケーションビルダーは2通りの手順で開くことができます。
【利用手順】
・パターン①
設定画面からクイック検索で「Lightningアプリケーションビルダー」と検索
↓
「Lightningアプリケーションビルダー」を選択し「新規」をクリック・パターン②
カスタマイズしたいページを開き、右上の設定「⚙」ボタンをクリック
↓
「編集ページ」をクリック
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2.カスタマイズ内容の紹介
Lightning アプリケーションビルダーを使用して、どのようなカスタマイズができるのかについて解説していきます。
そもそも、Lightning Experienceの画面は「コンポーネント」と呼ばれる箱のようなもで構成されています。(下記画像の黄色い枠1つ1つがコンポーネント)
Lightning アプリケーションビルダーでは、このコンポーネントを設置することで画面をカスタマイズしていきます。
コンポーネントは下記の3種類に分かれます。
①標準コンポーネント
→Salesforceが作成した標準のコンポーネント
②カスタムコンポーネント
→自社にて開発したコンポーネント
③AppExchangeのサードパーティコンポーネント
→AppExchangeにあるLightningコンポーネントここでは、標準コンポーネントの一部をご紹介します。
※設置できるコンポーネントは、オブジェクトや画面により異なります。①強調表示パネル
→レコードの主要項目とページレベルのアクションを表示
②パス
→フェーズを視覚的に表示
③タブ
→複数コンポーネントの表示を切り替え可能
④レコードの詳細
→そのオブジェクトに関連付けられたページレイアウトの項目とセクションを表示
⑤活動
→レコードの活動タイムラインを表示
その他、標準コンポーネントの詳細につきましては、以下リンクをご参照ください。
◎Lightning ページの標準コンポーネント(Salesforceヘルプより引用)
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=lightning_page_components.htm&type=5 -
3.コンポーネントの配置方法
続いては、コンポーネントの配置方法について解説します。
配置可能なコンポーネントは画面左側に並んでいます。配置方法は簡単で、画面左側から配置したいコンポーネントをドラッグし、配置したい場所にドロップするだけです!
設置したコンポーネントの配置方法を変更するのも同じ要領で、配置変更したいコンポーネントを選択して、配置したい場所へドラッグ&ドロップするだけで完了です。
コンポーネントを削除したい場合は、削除したいコンポーネントの右上に表示されている「ごみ箱マーク」をクリックすると消すことができます。
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4.タブの増やし方
最後に、「タブ」コンポーネントについて解説します。
タブコンポーネントを設置した際、タブの数を増やしたいと思ったことはないでしょうか?
実は、タブは最大100個まで増やすことができます!
さすがに100個までは使わないかと思いますが、必要に応じてタブの数が変更できると画面の使い勝手がよくなり便利です。下記手順でタブを増やすことができます。
【手順】
設置されているタブコンポーネントをクリック
↓
画面右側の「タブを追加」をクリックこれで完了です!簡単ですよね!
ちなみに、タブを消したいときは、画面右側にある消したいタブの右端の×マークをクリックすると消すことができます。
また、タブの名称(表示ラベル)を変更したいときは、画面右側にある該当のタブをクリックすると変更することができます。選択リストの一番上の「カスタム」を選択するとオリジナルの名称にすることもできます。
タブで表示の切り替えがきるととても便利なので、ぜひ活用してみてください!
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5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
Lightningアプリケーションビルダーを活用することで、画面を簡単にカスタマイズでき、今よりも使い勝手も見やすさもアップさせることができます!
日々使うものだからこそ、少しでも使いやすくなると嬉しいですよね。
これをきっかけにカスタマイズをしてみよう!と思ってもらえると嬉しいです。