【Spring'25】Salesforceの新機能を一挙紹介~フロー~ 2025年02月14日

こんにちは、こあらです!
来る2/16に日本でSpring'25がリリースされます。
たくさんある新機能の中から、今回は【フロー】について紹介をしていきます。
時代の流れやユーザーの利用状況の変化と共にSalesforceもアップデートされています。
最新の情報をキャッチし、今後のSalesforce活用に期待していただければと思います。
また、以下のコラムでSpring'25の他の新機能についても紹介していますので是非チェックしてみてください!
・https://atsumel.jp/columns/105
- CONTENTS
-
1.Flow Builder で添付ファイル付きのメールを送信する
フローの"メールを送信"アクションにて、添付ファイル付きのメール を送信できるようになりました!
これにより、メール受信者が必要な資料をすぐに確認できるため、業務時間短縮に繋がります。
画面フローと組み合わせて商談の画面からファイル付きのメールを作成することができますね◎
フローを活用すれば 商談のデフォルト情報をメールに自動反映できるため、
通常のメールよりも業務効率化が期待できそうです、、、! -
2.Progress Indicator(進捗バー)が使用可能に
画面フローで進捗バーが標準で使用可能になりました!
進捗バーは、ユーザーがフローの 進行状況を把握したり、どのステップでつまずいているかを確認できる便利な機能です。
これまでは LWC(Lightning Web Components) などを活用する必要があり、設定に手間がかかっていましたが、今回のアップデートにより 標準機能として簡単に利用できるようになりました。これは、フローの利便性向上につながる大きな変化です!それでは早速見ていきましょう!
顧客の情報を登録する画面の想定でお話しいたします。
「バージョンのプロパティを編集」の”進行状況インジケーター種別”より、進捗バーの種別を選択する事も可能です。
これを画面に表示して実際に見てみましょう
ここで進捗バーの表示が確認できました!
「次へ」ボタンを押すと...
この様に進捗バーが進んだ状態となります。
今回のアップデートにより、進捗バーが簡単に利用できるようになり、現在のフェーズを把握しやすくなりました!画面上では全体の長さが把握できない仕様となっていますが、リリースノートの情報によると全体の進捗が確認できる仕様とのことです。ただし、今回はうまく反映されなかったため、正式リリース後に実際の動作を早く確認してみたいポイント です!
-
3.「変換」要素でコレクションの結合が可能に
今回、「変換」要素を用いて2つのコレクション変数を結合し、1つのコレクション変数を作成する事が可能となりました!
これにより、複数のコレクションを手動で結合する必要がなくなり、ヒューマンエラーの減少やより包括的なデータ分析やレポート作成が可能になります。
この「変換」要素を用いて、例えば「商談と世帯名/法人名両レコードを持つユーザー(担当者)を抽出したい」といったことも可能となります。
※世帯名/法人名=取引先
実際に画面に表示してみると、この様に両レコードを持つユーザーIDを表示する事が出来ました!
しかし、変換要素で対応付けした項目しか表示されず、この様に対応付けしていない「ユーザー名」はブランクとなっていますので、その点は注意が必要です。
-
4.まとめ
皆さん、新機能はいかがでしたでしょうか?
今回発表された機能を使用して貴社の環境をよりよくアップデートすることが出来そうですね!
実際にどんな設定をしたらいいの?うちの環境だと新機能をどうやって生かすことが出来るの?
などのお悩みもぜひatsumelまでご相談ください。また、以下のコラムでSpring'25の他の新機能についても紹介していますので是非チェックしてみてください!
・【Spring'25】Salesforceの新機能を一挙紹介~リストビュー/ダッシュボード~
それではSpring'25も楽しんでSalesforceを活用してきましょう!