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AccountEngagement(旧:Pardot)メールテンプレートの作成方法 2025年07月28日

AccountEngagement(旧:Pardot)メールテンプレートの作成方法

このコラムでは、Account Engagement(旧:Pardot)におけるメールテンプレートの作成方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。メールテンプレートの作成方法…意外と知らない方、苦手な方が多いイメージです…(私も少し苦手意識もっていました)が…!触ってみたらそんなに難しくありません!だまされたと思って記事を最後までご覧ください。

CONTENTS
  • メールテンプレートの作成手順

    基本的なメールテンプレートの作成方法を今回はお伝えいたします。
    ①「AccountEngagementメール」→「テンプレート」→「メールテンプレートを追加」

    メールテンプレート作成画面の遷移方法

    ②下記の項目を記載(*マーク=必須項目)

    • 名前:任意の名前を付けてください(名前はAccountEngagement内で整理するために使用されます)
    • タグ:任意で記載
    • フォルダー:メールテンプレートを格納する場所
    • キャンペーン:対応するものを選択
    • メールタイプ:当てはまる方にチェック
    • 次で使用可能:当てはまるものすべてにチェック

     ※HTMLとテキストに✓を付けた場合でも、1顧客に対して両方メールが送られるわけではなく、HTMLが「受信可能」な顧客にはHTMLメールを送信します。もしHTMLメールが受信できないメールクライアントに送信する場合は、テキスト形式のメールが配信されます。

    ③使用したいメールのレイアウトがあれば下記から選択し「適用」

    メールテンプレートの種類

    • 「シンプルベーシック」を利用することが多いので、今回はそちらを例にご説明いたします。

    ※レイアウト選択はスキップすることも可能ですし、レイアウトを後から変更することも可能です。

    ④下記画面に遷移がされ「エディター」画面が表示されます。「エディター」画面で変更したい箇所をクリックして編集します。

    ※文字の削除方法
    左赤枠内をクリックすると、右赤枠が出てくるため右赤枠内の文字を削除
    その要領で他のセクションも削除できます。

    • 「エディター」画面でセクション削除は難しいため、「<>HTML」の画面に切り替えをおこない、ソースコードレベルで編集を行います。
    • エディター画面からHTMLコード編集画面の切り替え

    ★Tips1:画像の入れ方
    ①挿入したい箇所をクリックしてポイントをつけ、下記画像に記された写真アイコンをクリックすると下記の画面へと遷移

    HTMLメールで画像挿入ができるボタンの箇所
    ②下記画面の「URL」に画像の絶対URLを記載するか、「Image」のプルダウンから既にアップロードされたファイルを選択します。

    • 画像を新しくアップロードする場合は、上記画像の緑枠内「アップロード」からファイルを新しくアップロードしてください。
    • アップロードされた画像のサイズが大きすぎる場合、上記画面の「幅」「高さ」を変更して調整

    ★Tips2:変数タグ(個人情報の値をメールに差し込む)
    登録された個人情報の値をメールに差し込むことができます。名前など配信先によって動的に帰る場合は変数タグを差し込みます。

    • 上記の画面よりAccountEngagement上に登録されているどの情報を持ってくるのかを選択できます。受信者の「姓」を埋め込みたい時は、「受信者」→「姓」を選択ください。細かい内容についてはSalesforce公式ヘルプページを参照ください。

    ★Tips3:文字の大きさや色の変更
    下記の編集画面より、文字の大きさや色を変更することが可能です。

    • 文字の大きさの変更(変更したい部分を選択しておく必要があります!)

    • 文字の大きさの変更(変更したい部分を選択しておく必要があります!)

    ★Tips4:文字にURLを埋め込む(ハイパーリンク)設定方法
    赤枠内の「リンクマーク」をクリックし、遷移させたいURLを下記赤枠内「URL」へ入力

    ⑤テキストメールの編集
    HTMLメールと同様の内容の場合、赤枠内「HTMLから同期」をクリック
    HTMLと内容が異なる場合は直接文章を打ち込む

    • 「HTMLから同期」をすると、文章の改行が広くなるため、手動で改行を減らす必要があります。

    ⑥「テンプレートに公開」をクリックし、保存して終了

    上記がテンプレートを作成する際の手順になります!
    最初は使用感になれず抵抗があるかもしれませんが、少し触ってみると意外と単純な作業だと感じるのではないでしょうか?

     

  • メール送信設定

    メールテンプレートを作成し、テスト送信も確認したら後は送信するだけです。
    「送信」のタブをクリックいただくと、下記の画面に遷移をします。
    「送信者」「カスタム返信先アドレス」「件名行」をそれぞれ記載し、「テンプレートに公開」をクリックし完了です!

    • 送信者:メール送信者に設定したい人orアドレスを指定
    • カスタム返信先アドレス:顧客が返信するときの返信先
    • 件名:メールの件名

    以上でAccountEngagementのメールの作成及び送信者の設定は完了です!
    いろいろ試して是非メールテンプレートマスターを目指してください!

  • テンプレート作成時の注意点

    登録解除リンクは必須でつける

    AccountEngagement(旧:Pardot)から送信するメールには、配信停止ができるURLを記載する必要があります。
    配信停止URLは「%%unsubscribe%%」をテンプレートに入れることでユーザーが配信停止できます。こちらの値をそのまま入れるのか、文字に埋め込むのかして必ず記載するように注意してください!

    URLは絶対リンクで記載する

    リンクの記載方法は相対リンク(例:/contact/)と絶対リンク(httpやhttpsから始まるURL)があります。メールのリンクには絶対リンクでURLを記載しましょう。相対リンクを記載した場合は、ユーザーが正しいリンクにページ遷移することができません。

    リンクは必要最小限にする

    リンクが多すぎると、一部のメールクライアントでスパムと判断される可能性があります。また、ユーザーがメールを読む時間は非常に少ないため、本当に必要なリンクを精査しましょう。主要なCTA(Call to Action)になるべく絞った方が良いでしょう。

    CSSはインラインスタイルを使用する

    HTMLメールのデザインに使用されるCSSは、メールクライアントによってサポートされていない場合があります。デザインの崩れを防ぐため、可能な限りインラインスタイル(HTMLタグのstyle=""属性)を使用することをおすすめします。

    画像の使用は最小限に抑える

    画像が多すぎてメールの容量が多いとメールのファイルサイズが重くなり、読み込みに時間がかかったり、受信できなかったりする可能性があります。画像の使用は最小限に抑えることと同時に画像も可能な限り圧縮しましょう。

    名前などの差し込み項目(変数)を活用する

    名前や会社名、担当者名などを自動で挿入できる差し込み項目を積極的に活用し、パーソナライズされたメールを作成しましょう。

    差し込み項目(変数)が空白の場合は代替テキストを設定する

    自動で挿入できる差し込み項目が空白の場合に表示するテキストを設定できる代替コンテンツは必ず指定しておきましょう。項目の値が空白の場合は、何も表示されません。代替コンテンツもしくはデフォルト値の指定が必要です。

    テキスト版メールを作成する

    画像が表示されない環境や、HTMLメールをサポートしていないメールクライアントでも内容が読めるように、テキスト版メールを作成しましょう。HTML版のAccountEngagementのメールテンプレートには「HTMLから同期」をクリックすることでHTML版と同等のテキスト版メールが作成できます。テキスト版に違和感がないか確認しましょう。

    CTA (Call to Action) を明確にする

    最終的なゴール地点をメールに記述しましょう。多くはCVに繋げるための「資料請求」や「見学」が該当するかと思います。ボタンやリンクで分かりやすく誘導することが重要です。

    キャンペーンへの紐付け

    テンプレートをどのキャンペーンに紐付けるか明確にしておきましょう。これにより、レポートでメールのパフォーマンスを正確に追跡できます。

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