【Spring'24】Salesforceの新機能を一挙紹介~フロー / モバイル / 動的フォーム~ 2024年02月09日
皆さんこんにちは!
こあらです🐨
毎年この時期はバレンタインに向けて自分用のチョコレートを調達するのに忙しい時期です😂
名古屋の某有名チョコレートの祭典に足しげく通ってます(笑)
来る2/11に日本でSpring'24がリリースされます。
たくさんある新機能の中から、今回は【フロー】【モバイル】【動的フォーム】について紹介をしていきます。
時代の流れやユーザーの利用状況の変化と共にSalesforceもアップデートされています。
最新の情報をキャッチし、今後のSalesforce活用に期待していただければと思います。
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1.フローのアップデート情報
自動化による業務効率化を叶えてくれるフローからも嬉しいアップデート情報が公開されました!
今回はその中でも特に こあら がいいなと感じた”画面フロー”に関する内容を3つお伝えいたします◎
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①"入力を検証"対応コンポーネント増加
②画面上の入力値がテキストテンプレートに即時反映
③”繰り返し”コンポーネントを使い、入力枠を増減させる機能==============
それでは順にご紹介していきます。
①"入力を検証"対応コンポーネント増加
公式ヘルプページの記事はこちら
そもそも”入力の検証”とは画面フロー上で使用できる”入力規則”となります。
設定方法など詳しい内容はこちらを参照下さい。この”入力の検証”が使用できるコンポーネントが増加しました。
今回のリリースで増えたコンポーネントはこちらです。===========
・Slack チャンネルセレクター
・Slack ワークスペースセレクター
・URL
・コールスクリプト
・スライダー
・データテーブル
・ファイルのアップロード
・メール
・ルックアップ
・住所
・切り替え
・電話
・表示画像
・名前
・連動選択リスト
・拡張メッセージ===========
例えば、「電話はハイフンなし」、「名前は半角NG」等、入力規則で設定している内容がフロー内でも実現することが出来るようになりました!
今回でかなり増えました、、!
今までに比べてより正確なデータを登録することが可能になりますね!
②画面上の入力値がテキストテンプレートに即時反映
画面で入力した内容が即時で確認可能になります。
文面だけでは分かりにくいかと思いますのでデモ環境にて構築した内容を紹介いたします!
今回は日報をChatterで投稿する画面を作成致しました。
「報告者」や「日付」はデフォルトで入力されるようにしていますので、「コメント」のみユーザさんに入力してもらいます。
この際に「コメント」に文字を入力するとすぐ下の表示に即時で反映されます◎
実際にChatterに投稿される内容がこの1画面で確認可能になる機能です!!!
今までは完了後にしか分からなかったですが、
画面遷移しなくとも投稿内容が事前に確認できるのは嬉しいですよね👏
③”繰り返し”コンポーネントを使い、入力枠を増減させる機能
今回のアップデートではこれが目玉と言ってもよいのではないでしょうか!?
こちらも実際のデモ環境画面で紹介いたします。
「取引先」に「取引先責任者」を一括で登録できる方法を例に紹介させて頂きます。
「Add」と表示されているのが今回の繰り返し要素を取り入れたものになります。
「Add」をクリックすると、、、
枠が増えました!
ここはフローの設定で”何個出すか”を制御するのではなくユーザ側で画面から自由に変更することが可能です!
この画面フローを使用して一気に2人の「取引先責任者」を作成することが出来ました。
今回は「画面フロー」に関するアップデートが比較的多い印象を受けました!
まだまだ無限の可能性がありそうですね、、!
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2.モバイルのアップデート情報
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3.動的フォームについて
動的フォームって皆さんご存じでしょうか、、?
詳細はこちらから確認可能です。
簡単に説明すると、、
必要な時に必要な項目のみを表示させてくれます!
フェーズ=○○になった時に表示されるなど自由に設定が可能です。そんな便利な動的フォームが今回のリリースにより「親オブジェクトの項目を使用可能」になります!
デモ環境の画面でお見せいたします。
今まで見たことのなかった「>」マークが表示されています。
今回で言うと「取引先責任者」のレコードで「取引先」の項目を使用することが可能になりました。
つまり数式項目を作らなくてもよくなりました!
Salesforceの概念的に、子オブジェクトへ下ることはできるイメージでしたが、
親オブジェクトへ辿ることが出来るようになったのは大きな変化を感じます、、!正し、現状では親オブジェクトの項目なのかがユーザからは見分けられないので「セクション」を分けるなど工夫が必要になりそうです。
ぜひより便利になった動的フォームを使ってみてくださいね。
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4.まとめ
皆さん、いかがでしたでしょうか?
新機能で発表された機能を使用して貴社の環境をよりよくアップデートすることが出来そうですね!
実際にどんな設定をしたらいいの?うちの環境だと新機能をどうやって生かすことが出来るの?
など、そのようなお悩みもぜひatsumelまでご相談ください。また、以下のコラムでSpring'24の他の新機能についても紹介していますので是非チェックしてみてください!
・【Spring'24】Salesforceの新機能を一挙紹介~Einstein / MFA / 権限~
・【Spring'24】Salesforceの新機能を一挙紹介~レポート/ダッシュボード~それではSpring’24も楽しんでSalesforceを活用してきましょう!