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売上UP!不動産向けWebサイトの表示速度とSEOの重要性 2025年08月27日

売上UP!不動産向けWebサイトの表示速度とSEOの重要性

「ポータルサイトからの問合せはあるのに、自社Webサイトは少ない、、、」
「物件情報はたくさん掲載しているのに、問合せにつながっていない、、、」
「物件一覧ページの離脱率が高い、、、」
上記のような悩みを抱えている不動産業界の人は、その原因はWebサイトの表示速度にあるかもしれません。ページの読み込みに3秒以上かかっていたらモバイル訪問者は53%が離脱するというGoogleのデータがあります。これは、せっかく集客したものの問い合わせをする前に潜在的な顧客を半分以上失っていることを意味します。
(参考:https://developers-jp.googleblog.com/2017/03/new-industry-benchmarks-for-mobile-page-speed.html)

あなたが管理している自社のWebサイトに問題はないでしょうか?

本記事では、不動産のWebサイトで見過ごされがちな「表示速度」の問題が、どのようにWebサイトのSEO評価を下げて売上を逃しているかを紹介していきます。

CONTENTS
  • 表示速度の遅い不動産Webサイトが売上に与える影響

    ユーザー離脱の増加(低いユーザビリティ)

    不動産のWebサイトに訪れる多くのユーザーは、自分が求めている物件情報が早く見つかることを求めています。お気に入り物件を見つけるために、「物件一覧ページ」から「物件詳細ページ」といった動線でWebサイトを回遊するでしょう。お気に入り物件を見つけるためにたくさんのページを表示することになりますが、もしページを開く度に読み込みが遅いと「このWebサイトは使いづらい、、、」と感じて他のWebサイトへ離脱してしまいます。

    このように表示速度が遅くてユーザビリティが低いと、物件情報をたくさん掲載していてもユーザーの目に触れることなく離脱してしまい機会損失が発生してしまいます。

    モバイルは特に表示速度の問題がシビアです。モバイルの接続回線は、PCより弱くなることが多いため、Webサイトの表示速度が遅いと離脱率の問題を加速させます。

    SEOで評価されづらく検索結果の露出が減る

    Googleの検索結果は、ユーザビリティが良好なWebサイトを高く評価して上位に表示します。そして表示速度はユーザビリティを図る指標の1つになりますので、表示速度が遅すぎるページは検索結果の順位が低くなる可能性があります。 検索結果の順位が低いページは、検索結果の露出が減るので集客面に大きな影響を及ぼします。

    物件掲載数が多い自社サイトが掲載数少ない他社サイトにSEOで上位表示されていない要因の1つとして、表示速度が遅いのでは?と疑うと良いでしょう。

  • 不動産向けWebサイトで表示速度問題に取り組むポイント

    画像の最適化

    不動産のWebサイトは、とにかく画像を多く掲載します。1つ1つの画像の読み込みに時間がかかることは、表示速度を遅くすることにつながります。画像の最適化が表示速度改善のポイントだと心得ましょう。

    物件一覧ページは、一覧に表示する物件とともに物件画像を多く表示することが一般的です。表示速度が重くなっていないか気をつけると良いでしょう。

    画像の最適化には以下のようなポイントがあります。

    • 画像は必要なサイズにトリミングする
    • 画像は可能な範囲で圧縮した上で掲載する
    • 高圧縮で配信できるWebp画像形式を採用する

    物件一覧ページに使う画像は、物件詳細ページよりも小さい画像サイズで良いことが一般的です。元の画像サイズをそのまま表示するのではなく、必要なサイズにトリミングすると良いでしょう。また画質を保ったままで画像を圧縮すると容量サイズが小さくなり、物件一覧ページや物件詳細ページのページ表示速度改善につながります。

    サーバー環境を見直して応答時間を早くする

    サーバー性能が一般的より劣っている場合は、画像の最適化を行っても表示速度が遅くなります。ページを表示する際のサーバー応答時間に問題がないか確認をしましょう。サーバー応答時間が遅い場合は、サーバースペックからサーバー構成、データベースロジックまでを確認する必要があります。画像最適化とともに問題がないかを確認すると良いでしょう。

    ソースコードを最適化する

    前に説明した「画像の最適化」と「サーバー環境の見直し」に比べると、不動産Webサイトでボトルネックになっていることは少ないですが、ソースコードの見直しも必要です。上記で改善しない場合に、更に見直すと良いでしょう。

    以下に問題がないか確認すると良いでしょう。

    • 表示されているページに必要がないJavaScriptやCssは読み込ませない
    • GoogleTagManagerで必要ないタグの発火はさせない
    • 表示が遅くなるフォントを読み込まない

    不動産Webサイトでよくあるのは、昔掲載したポータルサイトの計測タグを掲載終了後も読み込ませているケースです。影響度合いは千差万別ですが、不要な場合は計測タグの削除をお勧めします。

  • 売上UPの第一歩!表示速度のチェック方法

    表示速度の重要性や取り込みポイントがわかったところで、自社の不動産サイトに表示速度が問題あるかどうかはどうやって調べれば良いでしょうか?

    おすすめはGoogleが提供する「PageSppedInsights」の利用です。
    表示速度が計測できるPageSpeedInsightsの画面

    計測したいページのURLを検索バーに入力して「分析」ボタンをクリックします。10数秒程度で計測結果が出てきて「0〜100」のスコア表示してくれます。スコアの根拠も提示してくれます。
    PageSpeedInsightsの計測結果画面

    不動産のWebサイトで表示速度が遅くなりがちな物件一覧ページや物件詳細ページの表示速度を計ってみましょう。他社のページも計測することができますので比較をすることも可能です。ケースバイケースですが、およそ50点以上から表示速度に問題ないことが多いです。表示速度はAPIを使って計測することも可能ですので、まとまったページ数を計測したい場合には、API計測もおすすめです。当社の場合は、API経由でGoogleスプレッドシートに記載してすぐに集計可能な状態にします。表示速度の集計イメージは、以下の画像をご確認ください。
    表示速度の結果を一覧にしてとりまとめたGoogleスプレッドシートの一覧例

  • まとめ

    Webサイトの表示速度は、単なる技術的な問題ではなく売上アップにつながるビジネスチャンスを広げるための重要な施策です。

    どれほど魅力的な物件を掲載しても、どれほど詳細な情報を載せても、ユーザーに快適な閲覧体験を提供できなければ、あなたのWebサイトは本来の力を発揮できません。表示速度を改善することは、ユーザーの離脱を防ぎ、Googleからの評価を高め、結果としてお問い合わせや成約という形で確かな売上へと繋がります。

    表示速度の最適化は、決して難しいことではありません。ご自身のWebサイトが抱える課題を正確に把握し、一つひとつ丁寧に対策を進めることが重要です。

    もし、ご自身のWebサイトの表示速度をどう改善すればいいか分からない場合は、ぜひ専門家にご相談ください。atsumelは、Webサイトの表示速度を正確に計測し、具体的な改善点を分析・ご提案することが可能です。お困りの際は当社の「SEOコンサルティングサービス」まで是非ご相談ください。

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