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Salesforce 外部オブジェクトとは?仕組み・制限・レポートの注意点を解説 2026年08月04日

Salesforce 外部オブジェクトとは?仕組み・制限・レポートの注意点を解説

出荷状況や売上情報が外部システムにあるけど、Salesforceでもデータをみたい、、こんな時に利用を検討するのが外部オブジェクトとなります。

今回はSalesforceのオブジェクトの中で、外部システムと連携してリアルタイムにデータを表示させることができる外部オブジェクトについて説明していきます。

CONTENTS
  • salesforce外部オブジェクトとは

    Salesforceの外部オブジェクトとは、Salesforceの外部にあるデータをSalesforceの中でデータ表示させることができる機能です。外部組織のデータは、Salesforceに保存しているわけではなく、Webサービスコールアウトで外部からリアルタイムにデータを参照して表示させます。

    標準オブジェクトやカスタムオブジェクトは、レコードデータをSalesforceのデータベース上に保存しますが、外部オブジェクトはSalesforceのデータベースに保存されません。したがって、常にリアルタイムでデータを参照します。

    データをSalesforce内に保存しないため、Salesforceのストレージ容量を消費しません。そのため、Salesforceに保存するのが費用面で難しい場合や、データの高いリアルタイム性が求められるような大容量の基幹システムデータやログデータと連携する際に非常に有効です。

    標準オブジェクトやカスタムオブジェクトとは異なり、外部オブジェクトの命名規則はAPI参照名の末尾(サフィックス)に__xが付与されます。(例:Order_History__x)

    外部オブジェクトのデータフロー

    外部オブジェクトは、外部組織のデータを常に参照します。データを取得して表示するまでのデータフローは以下のようになります。
    外部オブジェクトのデータフロー図

    上記のように、外部オブジェクトを表示するリクエストが発生してから、SaelsforceConnectorを経由して、外部組織のデータを取得して画面に表示されるまでが、データの流れです。データソースは常にSalesforce組織外に存在するため、外部システム側でデータが更新されると、その現在の状態が即座にSalesforce上の外部オブジェクトにも反映されます。

  • salesforce外部オブジェクトとは

    Salesforceの外部オブジェクトとは、Salesforceの外部にあるデータをSalesforceの中でデータ表示させることができる機能です。外部組織のデータは、Salesforceに保存しているわけではなく、Webサービスコールアウトで外部からリアルタイムにデータを参照して表示させます。

    標準オブジェクトやカスタムオブジェクトは、レコードデータをSalesforceのデータベース上に保存しますが、外部オブジェクトはSalesforceのデータベースに保存されません。したがって、常にリアルタイムでデータを参照します。

    データをSalesforce内に保存しないため、Salesforceのストレージ容量を消費しません。そのため、Salesforceに保存するのが費用面で難しい場合や、データの高いリアルタイム性が求められるような大容量の基幹システムデータやログデータと連携する際に非常に有効です。

    標準オブジェクトやカスタムオブジェクトとは異なり、外部オブジェクトの命名規則はAPI参照名の末尾(サフィックス)に__xが付与されます。(例:Order_History__x)

    外部オブジェクトのデータフロー

    外部オブジェクトは、外部組織のデータを常に参照します。データを取得して表示するまでのデータフローは以下のようになります。
    外部オブジェクトのデータフロー図

    上記のように、外部オブジェクトを表示するリクエストが発生してから、SaelsforceConnectorを経由して、外部組織のデータを取得して画面に表示されるまでが、データの流れです。データソースは常にSalesforce組織外に存在するため、外部システム側でデータが更新されると、その現在の状態が即座にSalesforce上の外部オブジェクトにも反映されます。

  • Salesforce Connectのアダプター

    外部オブジェクトから外部組織にデータアクセスするためには、SalesforceConnectのアダプタを設定する必要があります。

    アダプターは、外部データに接続する際の「種別」で選択します。
    新規外部データの設定の中にあるアダプターの選択箇所

    外部オブジェクトから参照する外部のシステムによって、選択した方が良いアダプターは異なるので特徴に注意しましょう。

    主なアダプター一覧と特徴比較

    アダプター種別 主な用途・接続先 特徴・概要
    クロス組織 別のSalesforce組織 親会社・子会社間など、別組織のデータへ設定のみでシームレスに接続可能。
    OData 2.0 / 4.0 / 4.01 OData対応システム(SAP、Dynamics、SharePointなど) REST形式の標準プロトコル(OpenDataProtocol)で接続します。
    Amazon DynamoDB AWSのAmazon DynamoDB AWSのNoSQLデータベースであるDynamoDB上のデータをSalesforceから参照する。
    GraphQL GraphQL APIを提供する外部サービス モダンなWeb API規格のGraphQLのエンドポイントに接続して参照するデータを取得。
    SQL 外部の各種リレーショナルデータベース 外部のSQLデータベースへアクセスし、テーブルデータを外部オブジェクトとしてマッピング。
    Simple URL 簡易的なWebコンテンツ参照 URLを指定して外部の特定のデータやリソースへ簡易的に接続。

    参考:使用する Salesforce Connect アダプターの選択

    上記の標準アダプターで対応できないような外部システムや特殊なAPI仕様に対応した上で外部オブジェクトを作成する場合は、Salesforceのプログラミング言語であるApexでApexクラスを開発してAPI接続することも可能です。

  • 要確認!外部オブジェクトの制限・制約事項

    外部オブジェクトで外部組織のデータを参照する前に、事前に確認していただきたいのが外部オブジェクトの制限事項です。制限事項が運用に合わない場合は、別の方法で外部組織との連携を考える必要があります。

    データの編集・自動化に対する制限

    外部オブジェクトの作成数の制限

    外部オブジェクトを作成できる上限数は最大200個までです。

    レコードの作成・更新の制限

    外部オブジェクトは、基本的に外部システムのデータ参照のみを行いますので、レコードの更新や作成はできません。もし、更新や作成を可能な状態にしたい場合は「書き込み可能外部オブジェクト」を有効にする必要がありますが、アダプターによってはできない場合があります。(参考:Salesforce Connect の書き込み可能な外部オブジェクト)

    トリガーで動作する自動化の制限

    標準オブジェクトやカスタムオブジェクトでできるようなレコードの作成や更新をトリガーにすることで、動作するApexやフローの自動化が制限されます。

    レポート・集計機能の制限

    一部のSOQLクエリが利用できない

    Apexなどで外部データを取得するクエリのSOQLの一部は、使えません。集計関数や複雑な条件で取得するクエリは、エラーにならないか慎重に検証する必要があります。

    数式や積み上げ集計項目

    外部オブジェクトの項目を作成する際に、外部オブジェクトの項目を直接参照する積み上げ項目や数式項目を使うことはできません。外部オブジェクトはデータベースに値を保存しないために参照する値が存在しないという背景がありそうです。

    高度な分析やレポート

    レポート実行時に取得できる外部オブジェクトのデータ件数は、最大20,000件となります。それ以上に存在するデータに関しては、サンプリングによって処理されます。データ処理件数が20,000件以上あり、サンプリングが困るような完全な集計分析には適していません。

    その他の非対応機能

    履歴管理(フィールド歴史追跡)の非対応

    項目の値がいつ誰によって変更されたかを記録する「項目履歴管理」は利用できません。

    添付ファイル・ファイルの非対応

    標準の「ファイル」や「メモ&添付ファイル」関連リストを外部オブジェクトレコードに紐付けることはできません。

  • 外部オブジェクトをレポートで集計したい時の注意点

    外部オブジェクトはSaelsforceのデータベースにレコードを保存しないため、Salesforce側のレポート機能を活用するときは注意が必要です。集計やパフォーマンスに対する制限を理解しておく必要があります。

    レポートのデータ取得制限

    外部オブジェクトを含んだレポートを実行する場合は、データ取得に対して以下の制限があります。

    • 主オブジェクトのデータ取得件数は最大20,000個まで
    • 子オブジェクトが含まれる場合は、合計行数が10,000より小さくなる可能性

    レポート実行時に対象データが大きい場合は、全量をレポートで表示できるわけではありません。主オブジェクトのデータ取得件数は最大20,000までとなり、主オブジェクトに子オブジェクトが含まれる場合は、子レコードの数次第で、最終的なレポート10,000行より少なくなる可能性があります。大量データを精緻なレポートで表示したい場合は、外部オブジェクトは不向きです。

    レポート実行時のAPI使用制限

    外部オブジェクトをレポートで実行・表示する場合は、都度Salesforceから外部システムへのコールアウト(APIリクエスト)が発生します。APIの制限はアダプターによって異なるので、しっかり理解しましょう。

    組織間アダプターのレポートによりAPI消費

    SalesforceConnectで「組織間アダプター」を使用している場合は、コールアウト自体の上限がありません。ただしプロパイダー組織のAPI使用制限には含まれます。

    OData2.0及び4.0アダプター

    1時間あたり20,000個のコールアウト制限があります。DeveloperEdtitionでは1時間あたり1,000個までとなります。*OData4.01ではコールアウトの制限がありません。

    参考:「Salesforce Connect でのレポートのサポート」

    頻繁にレポートを読み込んだり、ダッシュボードの時更新もAPI割り当ての消費につながるので、注意しましょう。

  • まとめ

    本記事では外部オブジェクトの概要からSalesforceConnectorのアダプターの種類、利用前に確認するべき制限事項について解説してきました。外部オブジェクトは外部システムとの連携に万能ではありませんので、本記事を理解して導入・活用を検討しましょう。

    外部オブジェクトの構築や外部システムとの連携において、お困りごとや質問がございましたら当社の「Salesforce導入支援サービス」までお気軽にお問い合わせください。

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