モバイルの表示オブジェクトをカスタマイズする方法 2022年09月05日
こんにちは、atsumelのsuekichiです。すっかり夏も終わりになってきましたね、、、。🍂
ところで皆さんはSalesforceのモバイルアプリケーションは利用していますか?すべての Salesforce 組織には、Salesforce モバイルアプリケーションが無料で付属しています。
このアプリを利用すれば外出中やPCが手元に無い状況でも、Salesforceのデータを確認/更新することができます。
つまり、顧客とのミーティングの合間、電車の待ち時間、コーヒーを買うために並んでいる間などにも業務を済ませることができるのです。
ただ、こちらのアプリ、利用していただいてるお客様から「顧客情報を閲覧したり編集したりするのに使用をするが見づらい…」「タップしないと探せない…」などのお声をいただきます…。
確かに、PCの画面でレコードを表示するときは処理しやすい場合もありますが、小さいモバイルデバイスではたくさん情報があると見にくいですよね。
今回はそんな方のためにモバイルアプリケーションのカスタマイズ方法についてまとめます。
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1.ナビゲーションメニューの個別カスタマイズ方法
セールスフォース上で各オブジェクトはタブで一覧化されており、そこをクリックするだけで各オブジェクトを選択できますよね。
これがモバイルだと最下部に表示されます。モバイル版だと最大4つ表示され、それ以外のものは「メニュー」をタップしてから選択します。
ここ、せっかくだからよく使うものを表示させたいですよね…。
実は、モバイル画面からもカスタマイズできるんです。(※パーソナライズ設定が無効の場合は編集不可)
パーソナライズ設定は管理者が有効化できます。
パーソナライズ設定に関して詳しくはコチラを確認してください。
今回は毎日のスケジュールを確認しやすいように、「スケジュール」をトップに表示させます。
「メニュー」→「編集」より「ナビゲーションの編集」画面に推移します。
移動したい項目の右側に3本線がありますので、そこを長押ししたまま移動させることで、表示を変更することができます。
これでスケジュールが確認しやすくなりましたね!(ちなみにデスクトップの並び順も変更されます。) -
2.パーソナライズ設定が無効の場合
上記の方法、やろうとしたけどそもそも編集できない・・・。そんな方もいらっしゃるかと思います。
それは、システム管理が勝手にタブなどを編集できないように設定しているからです。
システム管理者からすれば何百人も従業員がいる場合、勝手にパーソナライズされてしまうと管理が大変になっちゃう人もいますからね、、。
ただ、そんな会社様でも、もちろんモバイル専用の画面を設定していただけます!
モバイル専用のアプリケーションを作ってしまえばいいのです!
※ここからはシステム管理者様向けの設定方法になります。
PCより「設定」→「Lightning Experience アプリケーションマネージャ」→「新規Lightning Experience アプリケーション」より設定を行っていただけます。
※ちなみに③の「設定およびパーソナライズ」が無効だと個別で編集ができなくなります。
④で表示するオブジェクトを選択することができますので、必要なオブジェクトだけ選択してください。
設定してモバイルのアプリを切り替えるとこのように、オブジェクトを絞ることができました!
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3.アプリケーションランチャーに表示されない場合
新たにアプリケーションを作った時にハマりやすいのが、アプリケーションランチャーに作ったアプリケーションが表示されない!!
という事象です。(実際私も陥りました。。。)
この場合、そもそもアプリケーションランチャーで非表示にする設定になっているかもしれません。
思い当たる方は、「設定」→「アプリケーションメニュー」より、対象のオブジェクトを表示させてください。
※「✔️アプリケーションランチャーで表示」が記載されているものが表示中のものです。
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4.まとめ
モバイルの設定方法、いかがだったでしょうか。
モバイルは便利だけどうまく使いこなせない方、まずは画面をシンプルにしてみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
PCとモバイルの使い分けをして、業務効率を上げていきましょう!!