データローダを使用したレコードの一括削除方法 2023年05月11日
皆さんこんにちは!Beautyです!
私の名前で記事を書いているということは…そうです!
データローダ関連の内容になります!
不要なレコードが大量に存在している時、皆さんはどのように削除していますか…??
1件ずつレコードを開いて削除…なんて日が暮れそうな作業をしている方!!!
この記事を見て定時内に退勤をしてください。
それでは詳細は下記でご説明します!
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1. はじめに・・・
データローダでのデータ削除はとっても簡単です。
下記に大まかな手順を記載します。
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【手順】
①削除データの準備(レポートで抽出しCSVでエクスポート)
②データローダを起動して、①のCSVデータの削除
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以上です!驚くほど簡単そうですよね。
そう簡単なんです。ただ簡単すぎて留意事項を忘れてはいけないので、レコード削除時の留意事項は
こちらのヘルプをご確認ください。
(主従関係の「親」のレコードを削除すると、「子」レコードも自動で削除されます。
取引先を削除すると紐づく商談も消えてしまうので、削除する際は気を付けて対応をしてください!)
それでは①②の設定方法をご紹介いたします!
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2. 削除データの準備
それでは削除対象のデータの準備をしていきましょう!
とはいえ、ここはレポートの作成ができる方であれば1分で終わってしまいます★
①Salesforceにて削除対象のレコードが抽出されるようにレポートを作成
※今回は「レコード名に"テスト"が含まれるもの」を対象にしていきます。
上記のような感じで抽出がされます。
ここで要注意です!!!!
データローダ利用時には必須である「SalesforceID」を必ずレポート内に表示をしてください!
※上記のような形になります!
今回はタスク(ToDo)のレポートなので「活動ID」=SalesforceIDになります。
②作成したレポートをエクスポートする
「▼」マークから「エクスポート」をクリック
その後、「詳細のみ」をクリックし「文字コード」を”日本語(Windows)”を選択してエクスポートしてください。
※Macユーザの方は「文字コード」=Unicode(UTF-8)を選択ください。
※下記画像参照
これでCSVデータが手元にある状態なので、データ準備は完了です!
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3. データローダでの作業
それでは早速データローダを起動して削除をしていきましょう!
①データローダを起動し、「Delete」をクリック
②ログイン情報を入力
③対象のオブジェクトの選択とCSVデータの選択
※今回は「タスク(Todo)」の削除をしたいので、タスクを選択します
④「SalesforceID」のみをマッピング
※基本的にId以外はマッピングできないので、Idだけマッピングされていることを確認できたらOKです。
⑤データローダで削除をした後に、エラーデータを格納するフォルダを任意で選択し「Finish」
※こちらに関しては任意ですので、ご自由に選択ください。
⑥最終確認されるので、ここはびびらずに「はい」を選択
⑦下記のように全件が「Success」となっていればデータローダでの作業は完了
最後に心配なので、実際にレコードが削除されているのかSalesforce上で確認をしてみましょう!
問題なく削除されレポート上からも表示が消えております!
これで1件ずつぽちぽちしなければいけないかも…と絶望に思っていた作業も終わりました!
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4. 最後に…
データローダを利用したレコードの削除方法については以上です!
1つ1つポチポチして削除しなければ…と思っていた作業もとっても簡単に終わりましたね!
もし、誤ってレコードを削除してしまった…!という場合、削除をしてから15日以内でしたら、
Salesforce上の「ごみ箱」に残っているので、復元をすることが出来ます!(朗報!)
※復元をしたいデータに✓を入れて、「復元」を押すだけでデータが復元されます。
復元もこんなに簡単にできるなんて便利ですね…。
ただ15日以上経過をするとレコードは削除されてしまいますので、この点についてはご注意ください!
データローダを駆使して、業務効率をさらに上げていきましょう!
それでは、See you next time :)