Marketing Cloudとは?製品群の構成やPardotとの違い、できることを解説 2026年09月30日
顧客データがばらばらでデータ活用ができない、、、
チャネルを横断したデータでマーケティング活動をしたい、、、
そんな悩みを抱えるマーケティング担当者は少なくないのではないでしょうか。スマートフォンの普及によって、顧客はさまざまなチャネルやデバイスで情報に触れるようになりました。そんな時に、全員に同じ情報を一律に届けるような配信は、邪魔な情報としてスルーされてしま雨かもしれません。
昨今特に重要なのは、顧客一人ひとりの興味や状況に合わせて、適切なタイミングとチャネルで情報を届けることです。その実現を支える代表的な基盤が、SalesforceのMarketing Cloudです。今回はMarketing Cloudについて解説していきます。
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Marketing Cloudとは何か
Marketing Cloudとは、顧客とのコミュニケーションを様々なチャネルを通してマーケティング活動を行えるSalesforceの製品群の総称のことを言います。システム間でバラバラな顧客情報をMarketingCloudの1つに集約した上でマーケティング活動をすることができます。また、2025年10月からAgentforce Marketingという名称になっております。
メールやSMS、LINE、Webサイト、広告配信までを一括りにした上でシナリオを作り、コミュニケーション計画を作ることができます。例えばメールが未読なら、LINEでお知らせするというチャネルを横断したマーケティング活動が可能です。
Marketing Cloudの製品群
Marketing Cloudは製品群の総称を言いますが、構成する製品群は以下のようになります。

Marketing Cloudの中で現在最も新しいコアな製品は、MarketingCloudNextです。日々機能のアップデートがなされていますので、新しく導入される方はMarketingCloudNextをまず検討すると良いかもしれません。そして旧世代の製品にあたるのが「Marketing Cloud Engagement」と「Account Engagement(旧:Pardot)」です。現時点で旧世代の製品を提供終了することについて言及されておりませんが、新機能開発はMarketingCloudNextが充実していますので、将来的にはMarketingCloudNextの統合を見据えておく方が良いと思います。
旧世代製品を利用していて、早くからMarketingCloudNextに統合したい場合の相談は、ぜひ当社の「Salesforce運用支援サポート」までご相談ください。ライセンス費用から統合までのご提案をさせていただきます。
MarketingCloudとPardotの違い
よく、「Marketing Cloudと Pardotの違いはなんですか?」とご質問をいただくことが多いのですが、順番に理解が必要です。まず、PardotはMarketing Cloud AccountEngagementの名称に変わっており、名称に「Marketing Cloud」が含まれていることからもわかるように、MarketingCloudの製品群を構成する1商品という意味で、MarketingCloudとの違いにはありません。
ただし、MarketingCloudの商品群にある「Marketing Cloud Engagement」をBtoC向けと広く理解している方も多いため、MarketingCloudをBtoC向け、PardotをBtoBと理解してしまうケースも多くなっています。
実際にはMarketingCloudは商品群で、BtoC向けの「Marketing Cloud Engagement」もあればBtoB向けの「Pardot」もあるという理解が良いかと思います。実態としてはPardotをBtoC向けに使っている名残もありますので、必ずしも当てはめる必要はなく、どれがサービスに適しているかは都度検討するのが良いかと思います。
そして新しい製品の「Marketing Cloud Next」はBtoC/BtoBのどちらも対応可能ですので、新しく導入する場合は「Marketing Cloud Next」を第一に検討して良いと思います。
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Marketing Cloudでできること
MarketingCloudの製品を理解したところで、MarketingCloudでできることに対して理解を深めていきましょう。多種多様なニーズに応えることがMarketing Cloudでできるため、一部の紹介となりますが、以下のようなできることがあります。
別々の顧客システムを利用していることでサイロ化したチャネルを1人の顧客に集約する
MarketingCloudは、いろんなシステムで顧客情報をばらばらに管理している状況でも1箇所に集約することができます。1箇所に集約することで、バラバラだった顧客情報を1人の顧客情報に集約することができます。
オフラインの店舗購入履歴から、オンライン上のメール開封、Webサイトの閲覧履歴、問い合わせ状況といった内容を一人の顧客画面で確認することができますので、高度なマーケティングを行うことができます。
リアルタイムのデータ同期で最適な体験を提供
1人の顧客にデータを集約する上で重要なのは、集約したデータがリアルタイムに処理できるかどうかということです。数日前の顧客の行動データを見ても、マーケティングの打ち手は変わってしまいますね。
その点、MarketingCloudはData360と連携することでデータをリアルタイムに処理できる拡張性があります。たとえば、店舗で商品を購入した顧客に、似た商品をおすすめしてしまうようないらないメールを送ってしまうようなことを防ぐことができます。オンラインとオフラインの行動をすぐに反映することで、顧客に最適な体験を提供することができます。
広告を「出さない」ことで満足度と予算を守る
より発展的な活用方法として、対応する機能を利用することで無駄な広告予算を抑えることもできる方法を紹介します。たとえば、クレーム顧客や、すでに申込済みの顧客など、広告を見せる必要がない顧客に広告表示したら、広告予算が無駄に消化してしまいますね。そうならないように、1つに集約されたデータの中にそういった兆候があれば、配信対象から除外したリストを広告プラットフォームに連携することで、広告予算の最適化を行うことができます。
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まとめ
さまざまなチャネルを横断してマーケティング活動を最適化できるのがMarketing Cloudです。顧客データが分断化されているために高次元のマーケティングができない場合はMarketing Cloudを検討しましょう。最適な商品選びや相談は当社の「Salesforce運用支援サポート」までご相談ください。