メール配信の効果測定をしてみましょう! 2023年06月30日
こんにちは!りーりーです。
今回は、Account Engagementのレポート機能を活用してメールの効果測定方法をお伝えしていきたいと思います。
皆さんはAccount Engagementでメール配信を行ったあと、どれぐらいの人が読んでくれたのか、どれぐらいの人が問合せしてくれたのか等、効果測定は行っていますか?
メールは送りっぱなしで効果測定までできていません…というご担当者様へ、せっかく施策を行っても結果が伴わずもったいない状態になっています。
効果を測定し、改善ポイントを見つけて次につなげていくPDCAサイクルを回せるようになっていきましょう!
Account Engagementの中から2種類のレポートを抜粋して効果測定の方法をお伝えしていきます!
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メールテンプレートレポート
メールテンプレートレポートには、特定のメールテンプレートを使用して送信されたメールに関する統計情報が表示されます。データには、送信メール数、ユニーククリック数、ユニーククリック率、総クリック数、総クリック率が含まれます。 Account Engagementレポート>メール>テンプレートより、こちらのキャプチャのような画面に遷移していきます。
ここではメールテンプレートごとの各数値がリスト形式で確認できます。「フィルター」で絞り込みを行うと、合致するメールテンプレートのうちどれが効果的なメールテンプレートだったのかという効果をこの画面だけでも把握することができます。
特定のメールテンプレートを選択すると、統計情報としてより詳細な数値を確認することが可能です。
統計情報の画面右上、「クリックレポートを表示」をクリックするとメールテンプレート内に含まれるリンクがどのぐらいクリックされているのかを確認できます。
また、統計情報の「ユニーククリック数」の数値をクリックしていただくと対象のプロスペクト一覧が表示されます。
このレポートでは、メールテンプレートを使用して送信された全てのリストメール・自動メール・1to1メールの状況が分かる状態となります。
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リストメールレポート
さらにリストメールに特化したレポートもあります。
Account Engagementレポート>メール>リストメールより、こちらのキャプチャのような画面に遷移していきます。
この画面でもリストメール毎の各数値を確認することができます。
特定のリストメールを選択すると、こちらもより詳細な情報が表示されます。
リストメールはターゲットを絞り込んで送信するメールです。
ターゲット内でどれぐらい反応してくれているか(≒見込があるのか)が把握できるようになっているので、送信後は必ず確認するようにしましょう。ここからは【高度なメール分析レポート】で提供される情報です。
※ご契約内容によって利用可否が異なります。自社環境のご契約内容をご確認ください。
必要なエディション : Account Engagement Plus Edition、Advanced Edition、および Premium Edition、
有料オプションで使用可能なエディション: Account Engagement Growth Edition「クリックスルーレートレポート」 タブでは、メールの内容が各リンクのクリックスルー率と共に表示されます。
リンクにマウスポインタを置くと、リンクをクリックした受信者の数を確認できます。「インタラクション」 タブでは、エンゲージメントとアクティビティの総計値が表示され、これにより、受信者がメールに費やした時間が測定されます。
定義は以下の通りです。
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一見または未読の割合:メールがの開封時間が2 秒未満
拾い読みの割合:メールの開封時間が2~8秒
通読の割合:メールの開封時間が8秒以上
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開封したプロスペクトの中でも、どれぐらいじっくりメールを読んでくれているのかを確認できます。「メールクライアント」 タブのグラフとテーブルでは、リストメールを開くために使用したメールクライアントとオペレーティングシステムが表示されます。
円グラフをクリックすると、各メールクライアントの詳細が表示されます。ただし、ここで注意しなければならないのは"Apple Mail Privacy"によるアクティビティです。
メールプライバシー保護の観点から実際プロスペクトが開封の動作を行わずとも開封したかのように見せているようです。
詳細は公式ヘルプ「Apple によるメールプライバシー保護と Account Engagement との相互作用について」をご確認ください。
そのため、開封数/開封率も効果を図るための必要な指標ではありますが、あわせてクリック数/クリック率もご確認いただくのが良いかと思います! -
まとめ
今回はメールテンプレートレポートとリストメールレポートをご紹介しました。
この2つのレポートだけでも、送信したメールに対する反応が事細かに分かります。
ここで分析した結果をもとに、開封数やクリック数が増加するにはどうしたらよいか、配信停止にされないためにはどのような対策をしたらよいか、クリックしてくれたプロスペクトのその後の活動に影響はあったのか等、
改善ポイントを洗い出した上で、実行をし、検証する。
このようなPDCAサイクルを回していくことで、Account Engagementでの施策が効果を発揮していきます。Account Engagementの活用はこれが正解!というものはございません。
どのような施策が自社にとって効果的なのか、具体的な施策内容に関しては弊社も一緒に考えさせていただくことができますので、気になった方はぜひ下記よりお問合せ下さい!【お問合せ】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!