シナリオの基本構築方法 2022年09月19日
こんにちは!atsumelのととのうです。
先週は大阪の3大サウナ「ニュージャパン梅田」「大東洋」「アムザ」のサウナに行ってきました。
どのサウナも特徴的で良かったですが、個人的には「アムザ」が1番整いました。
では、今回は「シナリオの基礎構築」についてお伝えさせていただきます。
「新規顧客反響時にメールを複数回送りたい」「中長期で検討しているお客様にメールを継続的に送りたい」
「既存顧客のフォローを長期的に実施したい」時などに活用可能です!
上記に当てはまる内容があった方に、ぜひ見ていただきたい内容です。
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シナリオはどのような目的で使うのか?
まずは、シナリオはどのようなシーンで活用するのかについてお伝えします。
先ほども少しお伝えしましたが、下記の使用例が多いです。【使用例】
・新規反響顧客に対するシナリオ
・中長期で追客するシナリオ
・既存顧客へのアフターフォローのシナリオ
...etc日々増えていくお客様に対して網羅的にメールをお送りすることはなかなか難しいです。
温度感の高いお客様に対して提案をししつつ、見込の薄い顧客にもメールをお送りし、アフターフォローもして・・・
時間が足りなくなってしまうケースは多々あると思います。
これらを解決するために自動でメールを定期配信し、お客様のニーズが見込まれた時に通知を営業に飛ばす仕組みがシナリオです! -
シナリオの初期設定①
まずはシナリオをどこから作っていくのかについて説明します。
Account Engagement(旧Pardot)の環境でEngagement StudioからEngagementプログラムを追加をクリックします。
まずシナリオの名前記載、送信者のリストを選択します。
次に、営業日と始業時間、終業時間の設定をします。
こちらについて捕捉させていただくと、
営業時間が平日10時から18時までで、顧客が金曜日19時 に「メール送信」の段階に入る場合、
メールは翌週月曜日の10時に送信がされます。
そのため、お客様が土日休みが多い法人の場合は平日の設定+始業前の8時にメールを送信するなど工夫してみると良いと思います!設定が完了した後に、保存ボタンをクリックします。
リストの作り方が分からない方はこちらを参考にしてください!
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シナリオのメール送信
メールを送信するにあたって、3つの機能を活用していきます。
1つ目の「アクション機能」はお客様へのメール送信や項目の変更などができます。
こちらの機能を活用することで手作業での作業を減らすことができ、営業負担を減らしていけます。
2つ目の「トリガー機能」は、顧客のアクションに合わせてシナリオの分岐を分けることなどが可能です。
例えばメールを開封した顧客のみ通知が欲しい、リンククリックした顧客に電話をしたいなど、
細かな設定ができます。
最後に「ルール機能」ですが、こちらは顧客のランクや住所など条件に合わせて分岐を作る事ができます。
この機能をうまく活用することで、顧客にマッチしたメールを送れます。それでは実際に、アクション、トリガー、ルールを活用してシナリオ構築を進めていきたいと思います!
+ボタンよりアクションを選択します。
メールを送信を選択を選択します。
送信したいメールのテンプレートを選択し、保存ボタンをクリック。
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シナリオのトリガー設定
メールを送信した後の顧客アクションをチェックするために、トリガーを選択します。
顧客がメール開封したかどうかをチェックするために「メールの開封」を選択。
どのメールを開封したかをチェックするための「メールテンプレート」を選択し、保存をクリック。
これでメールを開封した顧客は右に進み、開封しなかった顧客は左に進みます。
本日は右側に進んだ顧客に通知を飛ばす内容で説明していますが、左側に進んだ顧客に再度メールを送るなどの
設定もできますので、ぜひ活用してみてください!
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シナリオのルールを設定
+ボタンをクリックし、ルールを選択。
スコア条件を設定をするために「スコア」を選択します。
全体のスコアを10以上の条件を加えます。
これを設定することで、細かな顧客条件を追加できます。
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シナリオの通知設定
条件を満たしている顧客が発生したときに営業に通知を飛ばします。
アクションからユーザーに通知を選択します。
通知先を営業担当者にする場合は「Pardotの割り当てゆー」とし、特定の人に通知を飛ばす場合は、
そのユーザーを選択します。
これで一連の流れが完成したので、設定が完了しました。 -
シナリオの開始設定
全ての設定が完了したら、開始ボタンをクリックすることで、リストに追加された顧客へメールが届きます。
シナリオは正解がないため、積極的に運用していき、運用しながら直していくケースが多いです。
最後に補足となりますが、本日お伝えさせていただいた内容は長期的にメールをお送りする際に活用でき、
単発でメールをお送りするときはリストメールの方が使いやすいケースもありますので、ぜひ試してみてください!
それではまた次回でお会いしましょう!